朧月夜（おぼろづきよ）

　　　　１　菜の花畠に　入日薄れ　　　　　２　里わの火影も　森の色も

　　　　　　見渡す山の端　霞ふかし　　　　　　田中の小路を　たどる人も

　　　　　　春風そよふく　空を見れば　　　　　蛙（かわず）のなくねも　かねの音も

　　　　　　夕月かかりて　におい淡し　　　　　さながら霞める　朧月夜

 

　1914年（大正3年）小学校6年生の音楽の教科書に

　初めて取り上げられた3拍子の歌です

　春になり　辺り一面の菜の花畑を見ると　つい口ずさんでいます

　100年以上経っても歌い継がれる日本のふるさとの歌です